とても小さな島。慶留間島全体が観光ポイントです。
昔ながらの沖縄
最近では沖縄のいたるところが観光開発され,お洒落なペンションや豪華なホテルが建ち並び,車がびゅんびゅんと走り回るようになりました。でも慶留間はまだまだ昔の沖縄の面影を残しています。慶留間の集落に足を踏み入れると,民家の門柱や屋根の上にシーサーが,塀の側には石敢当(いしがんどう)が向かえてくれることでしょう。
慶留間の民家の多くは昔ながらの面影を残しています。珊瑚を積んでできた石垣,白いしっくいを塗った屋根。門中や屋根の上に背筋を伸ばして座っているシーサー。民家の間を縫う用に続く小路の辻々には,そっと石敢当が置かれています。
民家に置いてあるシーサーはそれぞれが少しづつ違い,同じものは一つとしてありません。いろいろな表情をしているシーサーを眺めながら慶留間の集落をひとまわり歩いてみてください。きっと,シーサーの表情の豊かさに驚くことでしょう。那覇の町中で探して歩くよりも,多くのシーサーを,しかも売りものではなく人々の生活の中で生きているシーサーを,目にすることができるはずです。
慶留間島で見かけるシーサー達
石敢當(いしがんどう,いしがんとう,せっかんとう)や高良家への道も慶留間の風景ですね。
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